あいにくの空模様の日もありますが、秋めいてしのぎやすい気候になりましたね^^
写真は、某コスモス園にて。全体的に見ごろはこれから、といったところですがやはり自然に囲まれるのは気持ちの良いものです。このエリアはコスモスのほかジニアという花もきれいに咲いていました。
レッスンでは読譜や弾くことの基礎づくりとして、
①短い音列やフレーズの音名唱 (6歳くらいまでの幼児期は絶対音感の習得のため。児童期以降や
大人のコースの方には、音階や音程など相対音感に重点)、
②童謡・民謡・クラシック・ポピュラーなどの様々なジャンルの作品を素材に歌う (メロディの
まとまりを感じハーモニーの流れにも耳を傾けながら、表情をつけて歌うことで「音の羅列」では
なく「音楽」としてとらえたり、幅広く音楽に興味を持ち楽しめるようになるためです。歌詞唱も
用いますが、歌唱指導目的ではないので主にはラララや音名で。テキストの曲を一緒に読譜しながら行うこともあります)。 ③リズムカードやリズム譜を使ったリズム打ち (リズム感を養うため。講師が弾きながら生徒さんにリズム打ちしてもらう、といったアンサンブルもします)、など行っています(大人のソルフェージュついても、ご希望・必要に応じて実施)。
最近プレレッスンに来てくれている、3歳の生徒さん。今きらきら星を歌っていますが、お母さんがtwinkle、twinkleってお家で
おじいちゃんに教えてもらったんですよ~、と言われたのがきっかけで、最近小学生の生徒さんも英語教室に通っている子も多いようで、
以前からもともとアメリカ民謡など英語の歌詞のあるものは英語でも歌うことを取り入れてみたいなぁと考えていたということもあり先日
初級コースでも試してみました。といっても英語教育目的ではなく、平坦な発音の日本語に比べリズムが複雑な英語を聴き歌うことが、
自然なリズム感を養う方法の1つとして、(ポピュラーその他多くのジャンルに)有用と思われるからです。
講師自身は、ペラペラ話せたりはできないですが、小学5、6年の頃だったか、音楽を聴くのと同じ感覚で、洋楽アーティストに興味があるというよりは音やリズム的に英語が好きで、英語のラジオ番組や歌を聴いていました。音楽の道に進む前は英語のカレッジに通い、主に
英米文学コースを取っていました。そこでは発音、詩の朗読の授業も受けています。英語発音の臨界期に関しては諸説ありますが、
やはり早期の方が聴いたままを聴き取って発音することができて有利ではあるようです。大人はつい理屈っぽく難しく考えてしまうの
ですが、子供たちは思った以上にやはり柔軟で感覚が優れています。歌詞を区切りながら音読して歌う、といった方法で、小学生の生徒
さん、難しい~!と言いながらも、大人の私のように音源を聴く以外に発音の本などで確認したり考えたりをせずとも、
上手に聴いたものを真似しながら、楽しんで歌ってくれていました。メインのピアノテキストを適切なペースで進めていきたいのもあり、
バランスを気にかけながらなのであまり多くは取り上げませんが、弾くときにもイメージが膨らんで良いと思うので、テキストにも載って
いるおなじみで歌いやすい曲から、いくつかやってみたいと思います。英語で歌って比べてみると、やはり曲がグッとリズムカルに
感じます。楽しく歌って覚え、好きになれば、結果、英語の学習にも役立ちますね^^
そして、こちらはプレレッスン用にグッズをつくってみました(やや自己満足の世界です。。)。
鍵盤のドの位置をおぼえてもらう前に、黒鍵2つと3つの箇所を探して、手をグーにして触れたり
弾いたりして確認する、という方法でやっていましたが、3、4歳のお子さんには手も小さくなかなか難しいもの。黒鍵2つと3つのカードも良いのすが、白黒で無機質なルックスのピアノには
(音を出す前の緊張感も大切なのでもう少し大きくなればまたそれも良しかと思います)、色付きの
イラストは親しみやすくなって良さそう。サクランボとバナナがわりと定番のようですね。
個人レッスンですし、ツールやゲームが目的となってしまわぬように頼りすぎずほどほどに、
ではありますが、最近は、出来るだけ子供たちを退屈させたり難しく感じたりしないよう幼児期・児童期のお役立ちグッズも充実しているので、上手に活用していきたいなと思っています。
↓レッスンについてのお問合せ、無料体験レッスンのお申込みについてはこちらから